無料インターネット相談 No.14

相談14.繰り上げ返済と住宅ローン減税  相談者 Mさん 2014年8月10日

平成22年1月入居、借入時期も平成22年1月から
金利:10年固定1.5%
金利タイプ:元金均等ボーナス併用
返済期間:30年
借入金額:3,200万円(割賦払2,400万円、ボーナス800万円)
住宅の分類:一般住宅

目標として10 年で完済したいと思っています。
現在、1,000万円の繰り上げ返済が可能です。
年240万円の住宅ローン返済用貯蓄をするようにしています。

下記3案について考えています。
(案1) 今年8月に1,000万円を繰り上げ返済し、10年目に残りの残高をすべて繰り上げ返済する。
(案2) 10年目に残りの残高をすべて繰り上げ返済する。(その間の貯蓄は運用する?)
(案3) 今年8月に1,000万円を繰り上げ返済し、来年からは毎年8月に240万円づつ繰り上げ返済する。(期間短縮だと住宅ローン控除が10年間うけられない?)

現在の家庭の状況は以下の通りです。
夫(32)年収950万円
妻(34)年収350万円(育児時短勤務)
子(4) ※今後二人目も考えています。

子供の教育費の貯蓄よりも住宅ローン早期完済を優先と考えていますが、間違っているでしょうか? また、年240万円の住宅ローン返済用貯蓄も二人目が生まれた場合、妻の育児休暇が発生し、一時的に収入が減るかもしれませんがこの条件でシュミレーションをお願いいたします。

回答者 深井 豊CFP@

概算のシミュレーションを行いました。
「返済開始から完済までの支払額−住宅ローン減税合計額」(総支払額−住宅ローン減税)を計算することにより、支払方法の優劣を決めていきます。

@今年8月に1,000万円を繰り上げ返済し、10年目に残りの残高をすべて繰り上げ返済する場合

(1)住宅ローン減税合計額     2,082,000円
(2)繰上げ返済額合計      22,055,725円
(3)完済までの毎月の返済額合計 13,262,960円
(2)+(3)−(1)=33,236,185円

A10年目に残りの残高をすべて繰り上げ返済する場合。

(1)住宅ローン減税合計額     2,709,500円
(2)繰上げ返済額合計      22,915,160円
(3)完済までの毎月の返済額合計 13,262,960円
(2)+(3)−(1)=33,468,6224円

B今年8月に1,000万円を繰り上げ返済し、来年からは毎年8月に240万円ずつ繰り上げ返済する場合。

(1)住宅ローン減税合計額     1,716,800円
(2)繰上げ返済額合計      22,092,948円
(3)完済までの毎月の返済額合計 12,765,470円
(2)+(3)−(1)=33,141,618円

以上より、Bの繰上げ返済をなるべく早く行う方が「総返済額−住宅ローン減税額」の値が少ないことがわかります。

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